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 大抵の死なら厳しい。
 才能溢れる人や優秀な人にも増して普通の人なら尚更その「厳しさ」から逃れることは難しい。
「そして 古い仲間は残り少なになった/噂をきくとよほど前に奴は死んだと言ふ/だがその噂をきけない程、隔た ...

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「 昔、中国の山の中に寒山と拾得という、汚い二人の中年男が住んでいた。腹が減ると、近くの寺へ食い物をあさりにやって来る。着物を着た猿のようでもあり、いい年をして、積んだ年齢が意味をなさない子供のような騒ぎ方をするから、寺の僧達もいい気 ...

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 同年代の職場のオバサンは映画鑑賞が趣味で、休み時間に一緒になると頼みもしないのに最近観た映画の話を延々としれくれる。この間は『屍人荘の殺人』でその前は『ターミネーター ニューフェイト』の話だった。『屍人荘』はいまいち。『ターミネータ ...

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 今年二十五歳になる僕の娘が映画「イエスタデイ」を観に行った話をしてくれた。
 彼女に「イエスタデイ」のことを話したのは僕だったから先を越された形である。

「イエスタデイ」は気になっていた。西日本新聞のキザなコラム ...

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 そんなに好きじゃないのに何年かに一度サイモンアンドガーファンクルのマイブームがくる。四、五日聴いてると歌詞もサウンドも不思議なくらい偽善的で安っぽく思えてくるので聴かなくなる。そしてまた何年か経つとふと聴きたくなるのである。

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久生十蘭作「手紙」の朗読upしました(youtube編は少し効果音いれてます)。

「手紙」と云うのは傑作ではないけれど、おそらくは複雑な心の持ち主であったであろういち日本兵の死様を物語る主人公の心根の美しさと、舟旅の海上風 ...

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博多華丸大吉が出てくるパチンコ屋のローカルCMシリーズの中に「福岡の食べ物で最強の打線を組んでみよう!」というのがある。1番「豚バラ」、2番「ゴマサバ」、3番「明太子」、4番「水炊き」、5番「ぬかみそ炊き」、6番「もつ鍋」、7番「うど ...

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 僕がまだすごく若く、今よりずっと若くて誰の助けも必要としなかった頃、ガンジスの畔で、不味い珈琲みたいな色の流れてるんだかどうだかわからないような河を見ていると、見知らぬインドの暇人がこう云って話しかけてきた。
 
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「Jazz and Yaris」

車にはまるで興味がないけれど、むかし博多駅近くのホテルの駐車場で働いて
いたので車種にはまあまあ詳しい。
その当時すでに開業から数十年を経たそのホテルの立体駐車場は極めて使 ...