『1999年のサーフトリップ』第11章
<仁淀川河口>
「大岐の浜」の次に覚えてるのは「仁淀川河口」というポイント。
「大岐の浜」から徳島方面に直線距離で6、70キロの場所。土佐市か高知市かその辺。「仁淀川」といえば、宮尾登美子の小説で有名。宮尾登美 ...
民のいない神/地球の破壊者たち インターポール事件ファイル: “海のコカイン” 闇のフィクサー/狂骨の夢/THE SCRAP
イスラエルのニュースを観ていて、2015年に読んだ本を思い出した。確かユダヤ人について、ユダヤ人の生き方考え方金の使い方について少しだけ理解できたような一節があった気がした。ざっと読み返すと思っていたのとは違ったがこんな件がある。
『1999年のサーフトリップ』第10章
<コオロギのための音楽>
この文章は2009年の春先に書いた。その春わたしは臍の奥の管に膿が湧くという珍妙な事態に見舞われて1週間ほど外科に入院した。その後更に1週間の自宅療養を医者に命ぜられた。そして自宅療養期間の内の4 ...
『1999年のサーフトリップ』第9章
<ローカリズム>
ローカリズム(地域主義)とは、地域住民の自発的努力によって、政治や文化において各地方の独自性や自立性を高めようとする考え方をいう。
「ローカリズム」という言葉を検索するとそのように記されている ...
魔法の山
トーマス・マン作「魔の山」の原題は「Der Zauberberg」。
英語だと「The Magic Mountain」。
LAにある絶叫マシンばかりの遊園地と同じ名前!
「魔の山」ってタイトルは確か ...
『1999年のサーフトリップ』第1章
<土佐清水の鯛めし>
松山港に着いたのはもう真夜中だったよ。街燈もあんまりないから暗くて街の印象はまったくない。ダットサン720は南へ向けて、オービス少し気にしながらひたすら走った。明け方の4時頃田んぼの脇の空地にテン ...
冒険者たち
冒険とは日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で稀有な出来事に遭遇することもいう。こうした冒険の体験者は多くの場合その体験報告を書いたりするが、荒唐無稽と一笑に ...
『1999年のサーフトリップ』第8章
<旅に出る理由>
backnumber :
『1999年のサーフトリップ』の扉
『1999年のサーフトリップ』第1章
『1999年のサーフトリップ』第7章
旅の支度、2022年に聴こえてきたロックンロール、住職の言葉
春と夏の日本海はあまり波がない。高気圧が幅を利かせて天気が安定する新緑の季節は日本海サーファーにとっては憂鬱な忍耐の日々の始まりでもある。秋になって北西の風が吹 ...
『1999年のサーフトリップ』第6章
メモハブ・スープの章
料理に必要なことはすべて、いつもどこかで隙間風が音を立てている小学校の家庭科室で学んだ。一緒に粉ふき芋を作った翌年に結婚してメキシコへ移住した女の先生が教えてくれた。包丁の使い方と調味料の「さしすせ ...